2xxx年、もはや地球に飽き足らなくなった人類は、太陽系の他惑星に進出を始めた。
次々とコロニーが建設され、かつて地球であったような開拓の時代が幕を開けた。
しかし、幸福な時代は長くは続かなかった
きっかけはもう、誰も覚えていない。
とある国と、月にあったその国のコロニーが始めた争いが、いつしか全太陽系を巻き込んだ。
これはそんな時代の、ごく終わりごろの物語である……。
地球のミサイル基地を破壊するため、生きた兵器である 「戦闘種族」 6体、人間の士官4名、ロボット一体を載せ、外惑星の基地を発った輸送艦「ちぐさ」。
高度な人工頭脳によって制御されたこの艦が、起死回生の一手となると誰もが信じていた。
しかし、出発してまもなく、予期せぬ事態が発生する。
乗員の安全を100%保証するはずの 「ちぐさ」 のメインシステムのダウン。
閉ざされた船の中、乗員たちは次々と凄惨な死を遂げる。
それは偶然の事故というにはあまりにも出来過ぎていた。
一体、何者の意志によるものなのか。
一つ死体が増えるごとに、事件は錯綜していく……。
登場人物に直接のかかわりはありませんが、前作・ワスレナセカイと若干世界観が共通しています。
世界観としてはワスレナセカイの20年前になります。
暫定版 (ver0.50) DL (ふりーむ!様へ) (2014.8.9公開)
本公開版(ver1.00)DL(ふりーむ!様へ) (2015.3.28公開)
※暫定版はイラストが全て影絵モードになっていますがゲームとしては最後までプレイ可能です