オヒルギメヒルギ・どうでもいいおまけ

  

 エンド攻略

 生物図鑑の元ネタ

 制作秘話

 

 エンド攻略(反転でどうぞ)

 END1:【星を見上げて

 オーソドックスな時間切れエンド。実は2パターンある。このシーンがやりたくてこのゲーム作った、という側面もある

 END2:【鏡の中の

 死亡エンドその一。適当にうろついてれば見れるかと

 END3:【殺したね

 死亡エンドその2。これもうろついてれば見れるかと

 END4:【先手不必勝

 死亡エンドその3。うろついてれば見れる、が多少ランダム要素が入ってくる

 END5:【俺の名はヒトゴロシ

 TRUEエンドに向かう道筋で、あることをしているとこうなる。実はフラグは3箇所にあるのだが1個満たせば問題ない。ハマリに注意

 END6:【全てを忘れて

 これは唯一の「ハッピーエンド」である。ある人のアドバイスに従えばいい

 END7:【海の果てまで

 TRUEエンド。他エンドへの道をひたすら避ければいけるはず

 

 

 「生物図鑑」の元ネタ

 

 ワタリ蝶

 アサギマダラ。二世代かかって往復する大規模な渡りをする蝶として有名。なので結構どこにでもいる。翅に番号が書いてあるやつを捕ったら、アサギネットでぐぐると吉。

 画像は明らかにヒロインの立ち絵より力入ってるが、前翅が大きすぎて雌に見えないのでちょっと直したい気分、と言ったらまずヒロインをなんとかしろと怒られたのもいい思い出。

 人間時 (?) のことに関しては綾の手記参照。ていうか、このへんのマダラチョウ二種は見ないでクリアする人多いんじゃないか?

 

 しんぶん蝶

 オオゴマダラ。本当に通称が新聞蝶。紙のようにぺらぺら飛ぶ。実際は半透明だからもっと綺麗なはず。

 幼虫は白黒赤のだんだらでとってもロッキーな神馬藻好みの子だが、残念ながら野外で実物を見たことはない。

 蛹は無駄に金色で、昆虫館の併設してある動物園ではよくクリスマスツリーにぶら下げてある。

 

 うわさ蟹

 ミナミコメツキガニ。南西諸島の干潟にやたらといる。

 これを「宇宙船」と呼ぶ人を知ってるが、実際どことなくSFチックな丸っこいカニである。砂に潜るときの動きがかわゆい。

 

 植物のみなさん

 「マングローブ」 は種名じゃないんだよ!干潟に生える植物の総称なんだよ!ということで学名なし。

 ちなみにこのゲーム制作始めるまで、私がオヒルギとメヒルギは同種だと思い込んでいたためああいうコメントになった。

 タイトルがこれなのは、構想時に基本バッドエンドが 「主人公とイヴor綾がマングローブの木になって一生添い遂げる」 だったため。タイトル画面を先に作っちゃった弊害である。

 作中の植物たちは大部分もと人間だが、画像は本当のオヒルギとかメヒルギとかサキシマスオウとかがちゃんと写っている。

 

 ヒトゴロシモドキ

 タイワンサソリモドキ。本土でもたまに熱帯植物の鉢の底にくっついてきたやつが見られる……らしい。画像は自作の標本を加工。前脚がおかしいのは折れたのをむりやり繋いだから。

 標本にするとかっこいいんだが、石の下に隠れてるときは潰れたような感じでいまいちかっこよくない。

 怒らせると濃酢酸を噴射し、あたり一面酢くさくなるので迷惑。目に入るとやばいらしいが、そうそう直撃はしないだろう。トロいし。

 

 お洒落バッタ

 モリバッタ。写真は西表亜種 (イリオモテモリバッタ) 。実際あんな色だが、写真そのままでは色味が足りなかったので、色特徴抽出した上にむりやり塗った。

 南国風味というにもなにかが違うポップさは可愛いと思うんだ。

 

 やまねこ

 ご存じイリオモテヤマネコが元ネタだが、特に 「島」 の位置とか決めてなかったため学名がsp.で済まされることになった可哀想なおじさま。イリオモテヤマネコもベンガルヤマネコの亜種ではあるけど。

 ひらがなで書くと宮沢賢治っぽい。そして無脊椎のみなさんと比べて画像が適当すぎる。

 

 ヒトゴロシ

 学名は人間の学名に亜種名くっつけただけ。たしかイタリア語で 「非行の」 とかそういう意味だったような。確かロンブローゾの生来犯罪者説に出てきた単語、だったと思う (あやふや)。

 「人殺し」 そのものというより、世の皆に恐れられる人殺しのイメージが実体化したもの。 

  

 

 制作秘話

 聞かれたので晒してみる。

 

なんかホラーゲーム作りたいなーと思う → ちょうど沖縄行ったときの写真がいろいろ出てきた → よしこれで行こう! (※そのうちどっかに載せるつもりですが、夜の沖縄で怪奇現象っぽいものを一回体験してるので、沖縄の夜=名状しがたいものがいる、というイメージがあるのです)

なんとなく冒頭のシーン (湿地から立ち上がる記憶喪失の主人公、そこに現れる謎の女) が浮かんだのでここから続けることにする

この女は誰なんだ?とりあえずヤンデレと姉が好きだからこの女はヤンデレの姉ということにしよう!  となると主人公の周りから他の女を遠ざけまくって自立を阻むポジションかな!

あんまり人間は出したくないし (描くのめんどい & コズミックホラーっぽくなくなる & 虫写真素材が大量に余っている) 、人間NPCはこの女と正ヒロインしか出さない方向で!

人間がいなくて虫だらけの状況の必然性って…… → そうだ、高校のころ友人に送りつけたSFポエムに 「カフカの世界」 ってのがあったなあれ使い回すか (※まわり皆がいろんな動物に進化 (?) していくジャングルの中で自分一人だけ脆弱な人間のまま、とかいう感じだった)

で、ゲームの流れだが。処女作からあんまり複雑なフラグ管理って無理 → 順番通りに場所を回ってフラグを立てておき、横道にそれるか時間切れでバッドエンド、でいいか考えるの楽だし。バッドエンド多い方が好みだしな!

マルチバッドエンドとなると。主人公がこの島の動物たち (?) に殺される理由があるわけだそれを考えよう → そうだ、主人公は意識せず人を殺したことのあるヒトゴロシで、かばってくれるのは姉だけだったんだ! (←我ながらここの飛躍がけっこう謎)

で、最終目的は姉の支配を逃れ、自分をヒトゴロシ以外のものとして見てくれる唯一の少女と脱出すること、でおk、と。じゃあこれがトゥルーエンドで!

個人的には トゥルーエンド=真実を知り、辛くても先に進んでいこうと決意するエンド ハッピーエンド=真実を知ることを放棄して幸せをつかむエンド なゲームが好みなのでハッピーエンドも足しました

 

 本当に思いつきだけで作ってますね!
 このころはエディタも使わずメモ帳ベタ打ちだったけどなんとかなった。
 おまけの由美子の手記&綾の手記書くのに二週間くらいかかったけど、それ以外の製作期間は二週間ちょいくらい。

 

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