蛸 狩 り
第9回、フリーゲームクラシック応募作の一部改定版。
画面右側中央に出てくる”文字を”読んで十字キーを押す、ありがちな反射神経ゲーム。
「おかわり」で敵の数を増やせるので、実質無限プレイが可能。
世界観は無駄にクトゥルフだが、ホラーではない。
どうでもいい世界設定
砂鳥 魔夜子……本作の主人公。中二(いろんな意味で)。歳の割に幼いと言われるのを気にしており、いつか皆をあっと言わせる存在になりたい。
寿司マヨ……20世紀以来の伝統を引き継いだ回転寿司屋。店主は魔夜子の祖母だが、寝込んでいるため魔夜子が店長代理である。異常気象やら海の汚染やらでネタが足らず、苦労している。
にゃる彦……「盲目にして白痴」と言われる理不尽な上司に振り回され、世界各国に飛ばされているエジプトの占い師(?)。イケメンなのに踊りは下手。
蛸さんたち……一方的に狩られる可哀想な異次元の生き物。蛸さん、と言っても蛸なのは頭部分だけで、類人猿の胴体にコウモリの羽が生えている。西洋では見ただけで精神に異常をきたす人が多く、魔夜子の祖母曰く「外人は修行がたらん!」だそうだが、要はそれを食い物と見なせるか否かの問題である。むしろ平然とこれを握れる日本の寿司職人は西洋では化け物の眷属扱いであろう。美味しいのにね。